B型肝炎だとわかったら何に気をつけるべき?生活に支障はあるの?
現在、B型肝炎ウイルス感染者になってしまった方もそうですが、その周りの方なども色々と気になる事はあるでしょう。 ご自身が感染した場合
- 通常の生活に支障が出るのかどうか?
- 気を付けた方が良い食べ物や飲み物はあるのか?
家族内にB型肝炎の方がなってしまった場合
- 共用したら感染する物はあるのかどうか?
- 子供にうつらないか?
家族でなくても交際相手がB型肝炎なった場合
どうしたら良いか?
心配事は出てくることでしょう。

何も知らないと「ウイルス」や「感染」という言葉からイメージが先行してしまいます。
「簡単にうつってしまうもの」という間違えた認識をもってしまうことも・・・。
それによって、差別や偏見を生んでしまうこともあります。
実際には感染力が高いわけではありません。
もしも、感染力が高ければ、インフルエンザのように肝炎もあっと言う間に日本国民のほとんどが感染しています。
更に、「B型肝炎=肝癌や肝硬変になる」という誤った認識も多くあります。
実際には自然治癒、感染してもキャリア(ウイルスを体内に保有している状態)として深刻になることく一生を終える方がほとんどです。
無知でいることはただただ不安を仰ぐことになります。
- B型肝炎キャリアだと隠されていたこと
- 自身の病気のことなのに知識が全くなくパートナーに説明できない
- 離婚してしまった
- 婚約者や交際相手と上手くいかなくなった
このようなケースもあります。
そこで大事なのが、正確な知識が必要となります。
インターネットが普及した現在、間違えた情報も多く出ているのが実情です。
まずは、「正しい知識」を得ること!
これは本当に大事なことだと思います。
自分での判断はNG!
B型肝炎ウイルス(HBV)と診断されてしまったら、これまでと同じ生活を送ることは危険です。
まだ発症していないからと安心してはいけません。
体に負担のかかる生活や暴飲暴食などは見直す必要があります。
不安をあおるわけではありませんが、肝炎や肝硬変、肝ガンなどになる可能性は少なからずあるのです。
自分だけの判断で 「これくらいは大丈夫」
「自分は大丈夫」というのはやめましょう。
また、性交渉などの行為をすれば人に感染させてしまうこともあります。
日常生活や人への影響は、病状によっても異なります。
まずは自分の身体のことを正しく知ってください。
不安なことがあれば、自分で判断せずに医師に相談しましょう。

